2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

断章22

1868年の明治維新から1945年の敗戦まで70余年である。 「国家経営の基本中の基本であり、いかなる先進国であれ例外なく従ってきた成功の方程式である富国強兵」による戦争の時代だった。 敗戦から2019年(令和)まで、すでに70余年である。 …

断章21

韓国・文在寅政権が掲げる「人権主義」「人道主義」は、ご都合主義の宣伝(プロパガンダ)である。韓国・文在寅政権は、ダブルスタンダードの偽善者である。白く塗った墓である。 だから、朝鮮戦争・天安艦爆沈・西海砲撃戦などの戦争犯罪に次々と手を染め、…

断章20

わたしは、ネトウヨである。 ついつい、「心ある日本人であれば、当然、云々」と言いたくなるが、先の敗戦からすでに70年余。いまでは・・・ 「私は平成時代を通して、日本人や日本文化について話をしたり文章を書くことを続けてきました。そうしたテーマ…

断章19

四面楚歌であるだけではない。 すでに雲は低く垂れ込めはじめており、ブラックスワンのはばたく音が聞こえるのである。 「世界の中央銀行が総ハト派化し、どこを見回しても金融緩和の中毒状態となっている。行くところまで行くしか残された道はなく、二度と…

断章18

黄金虫は金持ちだが、わたしは相変わらず貧乏だ。 日本は、誠に危うい。 前には中国。右にはロシア。左には「北朝鮮」。後ろには、「反日」に凝り固まった韓国がいる。四面楚歌である。 「韓国国防部は、言葉を変えながら事実上、読売新聞の報道を認める格好…

断章17

わたしは、ネトウヨである。 だから、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の心で、YAHOOニュースの「朝鮮日報」日本語版をつまみ読みするのである。 いわく・・・ 「米国は今、自ら構築した世界の安全保障体制と自由貿易秩序を積極的に壊している。米…

断章16

無名の下層民の人生をぐだぐだと書いてきた。 日本経済の成長につれて、おこぼれにあずかって、下層民なりに豊かになったと思う。 庶民生活史そのものだった。 戦国時代。豊臣秀吉のように成り上がった者もいたが、大半の民百姓にとっては、「厭離穢土 欣求…

断章15

大型自動車免許は持っていたが、長距離ドライバーになれば趣味の古本屋巡りができなくなると思っていたので、その選択は無かった。 たとえ好景気であっても、学歴が無く、技能が無く、経験が無くて、病み上がりの自分を雇ってくれる仕事は限られていた。 歩…

断章14

六ヶ月入院し、六ヶ月自宅で療養した。この時代の、この日本であったから生還できた、と思っている(戦前ならダメだっただろうし、後進貧乏国でもダメだっただろう)。 当初、回復のめどが立たず、退職した。そして、失業手当と貯金の切り崩しで生活したので…

断章13

「学歴もいらず、技能もいらず、経験もいらない」という会社には、様々な人たちが吹き溜まってくる。 会社が倒産した失業者、小商売に失敗した者、労働争議に敗れた者、事故・病気で失職した者、女と逃げてきた者、もちろん単にこらえ性のない者も。 元タイ…

断章12

わたしは、長らく二重構造の下層の下位レベルの会社にいた年寄りである。 このレベルの会社は、日本型雇用形態だった年功序列・終身雇用とは無縁である。気に入らなければすぐ辞めていくし、すぐに補充される。なにしろ、人を採用するにあたって、学歴・技能…

断章11

無名といえば、母方の祖父を思い出す。 高倉健さんのように寡黙で、刻みたばこを煙管につめて一服するほかは働きつめの百姓だった。好奇心旺盛で、つねに集落で一番に最新の農業機械を導入していた。祖母いわく「村一番の働き者だった」のである。 文字どお…

断章10

わたしは、貧乏であった、貧乏である、貧乏なまま死ぬだろう。 わたしは、戦前から続く日本経済の「二重構造」の『下層の下位』で生きてきたのである。 日本経済の二重構造とは、「近代的大企業と前近代的零細企業が並存し、両者の間に資本集約度・生産性・…

断章9

わたしは、年寄りである。 幸か不幸か孫がいないので、孫自慢、息子の嫁の悪口とは無縁である。 わたしは、「老いてまさに益々(ますます)壮(さか)んなるべし」と思っている。 「ちょっとー、勘弁してよー」という問題を引き起こす、近所の異性に懸想した…

断章8

わたしは、無名である。 無名といえば、普通は中島みゆきさんの『地上の星』を思い浮かべるかもしれない。 わたしにとって、名も無き庶民の人生は、美空ひばりさんの『川の流れのように』なのである。 「知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道 振り返れば…

断章7

「ちょっと~、くどいよ」と、カミさんに叱られそうだが・・・わたしは、貧乏である。 貧乏でも(貧乏だから?)、戸締りと火の用心にはうるさいのである。 とろろ麦飯を食べると、「貧乏人は麦を食え」と言った池田勇人を思い出すのである。 貧乏なのである…

断章6

「20歳のときにリベラルでないなら、情熱が足りない。40歳のときに保守主義者でないなら、思慮が足りない」(不詳氏) 繰り返すが、わたしは年寄りである。まだカクシャクとしている(と信じたい)のである。 年寄りなので、日本共産党証券の酷さは、知…

断章5

わたしは、無名である。有名になったことがない。 有名になるとどうなるかは、人様に聞くほかないのである。 「有名になったら、もう何もできなくなるのです。有名人になってごらんなさい。朝、起きたら、もう人が来るでしょう。電話がかかる。書類がたくさ…

断章4

わたしは、貧乏である。 ちょっとお高いご馳走を食べると、きまって「カネは正直じゃのー」とつぶやくのである。 ついつい、ネットの「マネープランクリニック」(寄せられた家計の悩みに答える)を見ては、妬んだり嫉んだり気の毒に思ったりするのである。 …