2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
太古の昔、人間(ヒト)は遊動しながらの狩猟採集を生業として暮らしていた。 およそ12,000年前、人間(ヒト)の暮らしに最初の大きな変化の波がやって来た。「定住」「農耕」である。「定住生活につづき、やがて定着集落(村落)が形成された。また、一箇所…
明治維新後の新政府で、薩摩 (さつま) ・長州・土佐・肥前の4藩、特に薩長2藩の出身者が中心となり閥(ばつ)をつくって行った政治を藩閥政治という。藩閥エリートたちは、血風すさぶ幕末・明治初期をくぐり抜け、食い詰めた下級武士出身者もいたので、政治…
「この世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしくやさしく くちづけしてね くり返すくり返す さざ波のように♪」島倉 千代子 くり返すものは、さざ波だけではない。恐慌もバブルの崩壊もくり返すし、「老…
“資本主義”は、不況、回復、好況、後退という4つの局面を繰り返しながら発展拡大する(それに先行する株式は、底ねり期、おそるおそるの上昇期、バブル絶好調期、そして崩落を繰り返す)。その過程での庶民の喜怒哀楽や阿鼻叫喚に対しては、もし“資本主義”が…
つらつら世界を見、社会を考えるに、“資本主義”の避けがたい矛盾は次第につのり、インフレ、景気後退、失業、環境破壊および富の偏在の結果、政治的経済的な大混乱・大激動が、間もなく、わたしたちを直撃しそうである。 「今日は来ないが明日は来るであろう…
19世紀的な「社会進化のパラダイム」は消失した。にもかかわらず、「今日は来ないが、明日は来る」と、「社会主義のパラダイス」を待ち望む者が絶えることはない。 「マルクスを読みたまえ」と、マルクス主義者と“同伴”知識人は言う。「資本主義の残虐、資本…
世界は不条理に満ち、理不尽があふれ、人間は非合理だ。自然災害、事件・事故、病気、奸計、裏切り、間違い・勘違いが無くなることはない。 「エドモン・ダンテス(のちのモンテクリスト伯)は、素朴な船乗りの青年で、愛する女性と婚約し幸せな日々を送って…
「今日は来ないが明日は来る」はずの「社会主義を待ちながら」、インテリたちは延々と議論をつづけている(それが彼らのメシの種でもある)。そんな議論を気にもせず、世界人口は増加をつづけている。 10万年前の世界人口は、アフリカの現生人類とユーラシア…
夢をみた。50年ほど昔にあったこと・・・? 三角公園に赤テントが張られ、芝居をしていた。「社会主義を待ちながら」という演目のプログラムは、思いのほかきれいな色刷りだった。幕が開く。ホームレスに扮した役者たちが、何もない殺風景な舞台の上でセリフ…
わたしは、元肉体労働者、前商売人です。人生の前半は、おおむね、地べたをはいずり回り、人生の後半では、少しお空を飛んだこともあります。今は貧乏なネトウヨにすぎません。 貧しい日本、バブルの日本、停滞の日本とともに歩んできました。人生のモットー…