2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

断章54

「香港中心部で7月21日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする『逃亡犯条例』改正案に反対する大規模デモが行われ、警察は夜、居残っていたデモ隊の強制排除に乗り出した。警官隊とデモ隊が衝突し、警察は多数の催涙弾を使用した。香港政府によると、8人…

断章53

またまたルトワックである(おもさげながんす)。 戦後日本の「進歩的」文化人、自称「知識人」リベラルたちが書いたものは、時を経ればほとんど読むに堪えない、時代に耐えないものばかりである。 しかし、ルトワックが書くものは、・・・ 第一に、戦略(の…

断章52

「7月15日午後、韓国の文大統領は、大統領府で主宰した首席・補佐官会議で、『日本経済に大きな被害が及ぶだろうと警告しておく』と語った」(2019/7/15 中央日報)。 日本に対してつねに上から目線の「文 在寅・韓国大統領は、“北朝鮮”からの避難民の息子と…

断章51

150年ほど前の明治維新後、日本や東アジアをめぐる国際環境が激変するなかで、岩倉使節団を欧米に派遣した。岩倉使節団は、政府首脳や各省の官僚から構成され、多数の留学生も伴い、その数は総勢約150名に及ぶ。当時の先進国・欧米をモデルとして、日本は…

断章50

歴史と世界をみれば、ある時代のある国が平和で豊かなことは、まるで奇跡のようなことと言ってもよい。高度経済成長期もパクス・アメリカーナの時代も、過ぎ去ってしまった(「しずのおだまき 繰り返し むかしを今に なすよしもがな」と謡っても、返らぬもの…

断章49

1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルは、インド・ゴアにいる友人に宛てて、「この国の人びとは今までに発見された国民の中で最高であり、日本人より優れている人びとは、異教徒のあいだでは見つけられないでしょう。彼らは親しみ…

断章48

「嘘つきは泥棒の始まり」ですよ。 「中国軍は、6月29日または30日に南シナ海で対艦弾道ミサイルの発射試験を実施した。米国防総省アジア担当報道官は7月2日、中国軍のミサイルは『スプラトリー諸島に近い人工建造物から発射された』と発表した。報道官は、…

断章47

「日本は、庶民に階級社会だと気づかせない、恐ろしい階級社会である。三代働かなくても、子弟を全員、慶応の下から上まで上げてしまうような祖先からの蓄えのある家がごろごろあるのだ」(『日本文明圏の覚醒』15頁・古田 博司)。 「名家の友人とつきあっ…

断章46

「日本における人文社会科学とは単に西洋人の考えをモデルとし、そのモデルで事象を紡いだものに過ぎなかったのではあるまいか」(古田 博司)とおっしゃる方もおいでになる。 わたしは、「うん、うん、学歴の無いアタマの悪いネトウヨなんだから、この程度…

断章45

韓国政府は、韓国大法院判決後およそ8カ月近く日本政府の対話提案に応じなかった。にもかかわらず、日本政府が半導体材料の輸出規制強化を発表するや、「待っていました」とばかりに対策を打ち出している。 今回の日本の規制発表は、文在寅政権にとって完全…

断章44

韓国の「反日」は、「病膏肓に入る(ヤマイコウコウニイル)」レベルである。 「病膏肓とは、治療のほどこしようのないほど病気が重くなること。」(Weblio辞書) なにしろ、「中学・高校の近現代史の教科書を見ると、1945年以前の70年間の歴史の記述が…

断章43

2018年9月刊行であるから、読了済だったら申し訳ない。 しかし、本の帯の、「戦争で必要なのは、勝つためにはなんでもやるということだ。そこにはズルをすることも含まれる。目的は『勝つこと』であり、『ルールを守ること』ではないからだ」を見て、自分の…