2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

断章63

中国の軍事力増強は続いている。 「中国海軍は、075型強襲揚陸艦を建造しようとしている。中国海軍は公式には075型強襲揚陸艦に関する詳細データを公表してはいないので、あくまでもアメリカ海軍やシンクタンクなどの推定にすぎないが、075型強襲揚陸艦はア…

断章62

吉村 貫一郎は、南部藩・下級武士としての極貧生活のなかでも、「こったに美しい故郷に生まれ育ったわシは 貧乏なぞ 口にスては ならね」「剣をみがき 学問を修め 志を持ち 南部の もののふとして 忠義に 生きよう」と思い定めていた。だが足軽の身では、ど…

断章61

1991年のソ連の崩壊まで、日本のいわゆるインテリは、日本が社会主義になる未来を夢見ていた。 社会主義の未来とは、共産党(オマケで社会党)が権力を握り、そのなかで、自分たちインテリが共産党に協力する存在として特権階級になる社会である。政治的にも…

断章60

人々は楽観的であり、物事は思っているより良くなることを願っている。しかし、願望や希望は、決して戦略ではない。 「この先には英国のブレグジットや景気後退必至の日本の消費税が控えている。英国が10月31日に合意なき離脱となれば、相場はもたないだろう…

断章59

8月14日「米ニューヨーク市場は、景気後退への懸念が高まったことから、大企業で構成するダウ平均が急落した。終値は前日比800.49ドル(3.05%)安い2万5479.42ドルで、今年最大の下げ幅となった」(朝日新聞)。「ブラックスワンを見た」、「灰色のサイの機…

断章58

8月14日、神戸大の木村幹教授とジャーナリストの辺真一氏が、BS日テレの「深層NEWS」に出演した。 慰安婦問題や韓国人元徴用工訴訟問題などをめぐって対立する日韓の歴史認識について、木村氏は「韓国政府は、日本側が本当に反省しているなら、誠意を見せる…

断章57

東京の銀座や六本木の高級クラブには、通り過ぎた後につい振りむいて見てしまうような美人がいる(らしい)。彼女たちには、同伴というルール(というかシステム)が課せられている(らしい)。出勤前に、寿司が回っていない高級寿司店で、お金持ちと待ち合…

断章56

わたしは、年寄りである。なので、「月光仮面」の主題歌を終わりまで歌える。 わたしは、貧乏である。だから、日々の食費を切り詰めて500円玉貯金をして、まれに一風堂のラーメン(Aセット付き)を食べに行くのである。 わたしは、無名である。人目を気にし…

断章55

韓国は、年初から強烈で深刻なPM2.5スモッグに悩まされた。季節が移るか、良い風が吹いて、なんとかならぬかと苦悩した。余りの酷さに、韓国メディアが「責任は中国にある」と叫んだら、中国メディアから一蹴された。 「ソウルなどで発生しているスモッグが…