2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
不確実な環境下で組織を導くリーダーに必要なもの。「予想外の事態を乗り越えてこの不断の戦いに勝つためには、2つの特性を必要とする。ひとつは、暗黒においても内なる光を点し続け、真実を追究する知性であり、もうひとつは、そのかすかな光が照らすところ…
平成の30年間、日本は黄昏(たそがれ)てきた。ここでの「黄昏」の意味は、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」のことである。 黄昏の後、藍色の空が広がるひとときのことを「禍時(まがとき)」という。「禍時(まがとき)」…
夜のとばりがおりた頃、フクロウ男が、ネズミ男の自宅にやって来た。「フォー、フォー。こんばんわ。町内会の配りものを届けに来ました」と言う(ミネルバの使いで来たのではないらしい)。 「ごくろうさま」とドアを開けたら、「おや、奥さんは?」と聞く。…
アフリカを、“戦争”“革命”“崩壊”“疫病”が席巻し始めている。まず、間欠泉のように勃発する部族間戦争(ジェノサイド)、またイスラム原理主義派による内戦がある。 戦争やテロの原因は、「ユース・バルジ」(注:直訳すると『若者の膨らみ』)にあると、グナ…
自称「知識人」リベラルには、戦争に対する嫌悪や恐怖はあっても、戦争とは何か、戦争の法則とは何か、その戦争の性格は何かといった、戦争(軍事問題)の本質的な分析や掘り下げは全くない。 「『戦争反対!』『悲惨な戦争を繰り返すな!』というのはまこと…
今朝の「動物王国」は、身を切るような寒さである。 朝っぱらから、騒々しくハチ男が飛んできた。「てぇへんだ、てぇへんだー!」。 ネズミ男「なんでぇ、ハチ、騒々しいぜぇ」。ハチ男「何をのんびりしてるんですよー。ほら、この前、教えてくれた『増毛隊…
「好むと好まざるとに関係なく、変化はやって来る。・・・歓迎できない変化もあれば、・・・いい面と悪い面の両面を併せ持つ変化もある。米中貿易戦争のように、影響が読みにくい変化もある。世界を景気後退に引きずり込む可能性もあるが、日米同盟の強化に…
「たった一度 忘れられない 恋ができたら 満足さ」(『ヘビーローテーション』♪ AKB48)。 昨日のネズミ男の夕餉(ゆうげ)は、ヘビーローテーションの鍋だった。近江牛も平牧三元豚もズワイガニもカキも高級魚も入っていない。一人前3個、小さな冷凍ワンタ…
金融市場は新型肺炎ショックからの驚異的な回復を果たした。 「新型コロナウイルスの感染拡大は続いているものの、金融市場では早くも影響は一時的との楽観論が広がり始めた。新型ワクチンの早期開発や、今後の気温上昇で流行が抑制されるとの期待感が浮上し…
中国共産党の言論統制を記憶するための記録。 「17年前の2003年、中国で重症急性呼吸器症候群(SARS)が猛威を振るっていた時、2人の医師が、この危機と闘う英雄として注目された。 当時、半ば引退していた軍医の蒋彦永氏は、SARS流行の情報を当局が隠蔽して…
今そこにある日本の危機は、4つであるとわたしは思う。実は、先日まで、3つだと思っていた。金は増えないが、心配事は増えるのである(いやいや、低学歴でアタマが良くないから、考えが浅すぎるのだという声が聞こえる)。 1つ目は、大事なことなので何度で…