2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

断章430

それは2020年10月のことだった。「シュレーダー前ドイツ首相夫妻が『平和の少女像』撤去指示に抗議し、ドイツ当局に決定を撤回するよう要請する手紙を送った。(中略) シュレーダー夫妻は書簡で『区長の決定は、絶対に理解できない。それは、暴力の犠牲者と…

断章429

イギリス国防省筋は、ウクライナ軍の戦果を伝えている。しかし、誰もが秘かに思っているように、戦局が膠着すれば、時間はロシアに味方する。 「国防費を一瞥(いちべつ)するだけで両国の差は浮き彫りとなる。先週発表された国際戦略研究所の報告書『ミリタ…

断章428

日本が自衛し、未来のために戦えるように働く者もいれば、化石化したアタマのままで過去にしがみつき原稿料を稼いでいるインテリもいる。 モーリー・ロバートソンは、「ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ガラパゴス化していた日本の言論空間にも『現実』が…

断章427

「戦略をもつことは目先の小さな事にこだわらずに、長期で本質的な事を見通し、症状ではなく原因に対処し、木よりも森を見る能力を意味する」と、ローレンス・フリードマンは言った。総合戦略評価(ネットアセスメント)において、「地政学」は大きな比重を…

断章426

「人間が戦争をするのは、愚かだからでも、過去に学んでいないからでもない。戦争がいかに悲惨なものかは誰もが知っており、したいと望む人間はいない。戦争をするのはその必要に迫られるからだ。戦争するよう現実に強制されるのである」。 「武力による問題…

断章425

わたしには疑問があった。 「ブチャで虐殺の証拠を集めるべく調査している国際人権団体によると、目撃者の証言として『公開処刑』が行われていたといいます。広場に40人ほどの住民が集められた後、ロシア軍は5人の男性をひざまずかせ、そのうちの1人を後頭部…

断章424

「キーウ近郊の村や町の20人以上へのインタビューに基づいたアムネスティ・インターナショナルの最新の報告書は、ロシア兵がウクライナで民間人を処刑したと断罪している。 証言者には『ロシア軍による恐ろしい暴力を直接目撃した人々も含まれている』という…

断章423

「ロシアの支配階級には、『他国からの侵略を防ぐことは難しく、これに対処する一番の方法は、逆にロシアの国境を拡大することだ』という深く染み込んだ恐怖と教訓がある。革命の前後を問わず、ロシアの対外政策に対する考え方がほぼリアリストのロジック(…

断章422

「ドイツのメルケル前首相の軍事顧問を務めたエリッヒ・ファート氏は2日までに、オンラインで時事通信のインタビューに応じた。ロシア軍のウクライナ侵攻で、ドイツが『過度な平和主義の幻想から覚めた』と指摘。国防費が計画通り増額されれば世界2位となり…